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自分の家と店が欲しい!店舗付住宅の探し方や建て方とは

公開日:2023/01/01  最終更新日:2022/09/26


「自分のお店を開きたいけれど、店舗を借りるのは家賃の支払いが心配」と迷っている方もいるのではないでしょうか。「子どもが小さいので外で働くのは難しい」と考えている方も多いでしょう。そんな方におすすめなのが店舗付住宅です。今回は店舗付住宅の特徴、探し方や建て方についてご紹介します。

店舗付住宅とは

店舗付き住宅は店舗部分と住居部分がひとつになっている物件です。店舗併用住宅などと呼ばれることもあります。一階のすべてもしくは一部を店舗にして2階を住居にするのが一般的ですが、状況に応じてさまざまなレイアウトが可能です。店舗の業種もさまざまで、飲食店やクリニック、美容院やエステサロンなどが多く見られます。

店舗付住宅の最大のメリットは、店舗のための家賃が不要ということでしょう。店舗を別の場所で借りれば毎月の家賃だけではなく、保証金なども必要ですが、店舗付住宅では住宅の支払いと考えれば店舗のみの家賃はかからないといえます。店舗を経営するうえで毎月かかる家賃は大きな負担なので、経費削減でき収益の確保につながります。

通勤時間がかからないことも大きなメリットでしょう。電車や車で移動することもなく、時間を有効に使えます。住居を兼ねていることで、家事や子育て、介護との両立も可能になり、家族みんなが安心感を持てます。将来的に店舗経営をやめたあとは、賃貸の店舗として貸し出し家賃収入を得られます。

業種にもよりますが、店舗として集客が見込める立地を選ばなくてはいけない場合もあります。その場合、閑静な住宅街のような住みやすい住環境ではなく、交通量や人通りの多い立地となり煩わしさを感じることもあるかもしれません。また、何らかの理由により店舗併用住宅の売却をする際、購入者が限定されるため一般の住宅よりも売却までの時間がかかることが予想されます。

店舗付住宅の探し方

店舗付住宅を入手する手段として、中古物件の購入があります。新築するよりも早く入居でき、価格も安く済むことが多いです。中古物件を探すときは、自分の店舗の客層を考え、エリアや立地を判断しましょう。

集客できなくては店舗経営を続けていけないので、周辺の交通状況や類似店舗などをよくリサーチしておく必要があります。店舗の内装や設備をそのまま使える「居抜き物件」なら初期費用を抑えられ、開業までの時間も短縮できます。物件情報が豊富で比較もできる、不動産ポータルサイトの利用がおすすめです。

店舗付住宅を建てる方法

店舗付住宅を新築で建てる方法もあります。基本的には一般的な住宅と変わりませんが、押さえておきたいポイントがあります。

中古物件を探すときと同様に、立地条件を検討し周辺のリサーチを行いましょう。また、住宅用の用地だからといって、店舗付住宅を建てられるとは限りません。敷地の「用途地域」によって店舗付住宅を建てられない場合や、建てられる面積が制限されることがあるので注意が必要です。駐車スペースの確保や、店舗部分と住居部分の動線にも配慮が必要でしょう。

店舗付住宅の場合、店舗部分に住宅ローンが利用できなかったり、住宅ローン自体が利用できなかったりすることもあります。住宅を建てるには高額な費用が必要であり、適用範囲は金融機関によって異なるので、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。店舗付住宅の建築経験が豊富な会社を選べば、さまざまなアドバイスももらえるので心強いでしょう。

まとめ

店舗付住宅にはメリットがたくさんありますが、一般的な住宅の購入よりも考慮すべき点が多数あるのも事実です。さまざまな物件を見てみる、複数の会社に見積もりを依頼するなど、納得がいくまで検討してみるとよいと思います。いつか自分のお店を持ちたいと思っている方は、店舗付住宅を選択肢として加えてみてはいかがでしょうか。

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