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知っておきたい文京区の不動産価格の推移

公開日:2020/10/15  最終更新日:2020/10/12

東京23区の中央よりやや北に位置する文京区は、大学を初めとする教育機関が多く、公共施設も充実しているエリアです。不動産価格の推移をみると多くの場所で堅調で、とりわけ鉄道沿線の湯島や後楽といったエリアの地価は高い傾向がみられます。23区内の持ち家率平均よりも高い文京区の不動産価格の推移を、さまざまな観点から見ていきましょう。

不動産の評価方法によって異なる価格を知る

不動産の価格を評価する方法は、主に4種類存在します。土地の相続税や贈与税を計算する際に用いられる相続税路線価、固定資産税を知りたいときに有効な固定資産税評価額、あるいは土地の取引価格の概算を知りたいときに便利な公示地価そして不動産が売買されるときに用いられる市場価格です。

これらの価格は用途に応じて使い分けることが重要で、場合によっては複数の評価方法を比較検討することも有意義でしょう。路線価は公示地価の8割ほどと考えればよいため、公示地価の推移を見れば、その他の価格も推察できます。文京区の地価は、時期によってもちろん変動はあるものの東京都内では概ね10位以内に、全国でみた場合でも同様に10位あたりにランクします。

文京区内で比較すると、湯島や後楽、小石川そして本郷といったエリアが上位を占めます。地価の変動率を基準に判断した場合でも上位ですから、文京区内の各エリアの需要が引き続き高いことが窺えます。

文京区の居住形態からわかること

居住形態というとわかりにくいかもしれませんが、文京区における一戸建てなど持ち家や賃貸の割合ということです。居住形態を把握することで、不動産の取引価格の推察に役立ちます。路線価や公示地価と異なり取引価格は、広告などで目にする一般的に馴染みがある価格です。

文京区は持ち家世帯の割合が東京23区平均と比較して上回っており、つまりビジネス目的のほか、住宅地としての意味合いがあることを表します。賃貸を加えた割合においても40%ほどが持ち家ですから、取引価格の推移は不動産売買において参考になるでしょう。取引価格は公示地価から推測することが可能で、一般的には公示地価の1.1倍から1.2倍ほどと考えて構いません。

これは何を意味するかといえば、文京区の公示地価さえ見ておけば、おおよその取引価格が分かるのです。文京区の公示地価の推移は、全国でも上位であるため、その割合に応じて売買価格も高くなります。とはいえ区内エリアによって上下はあるため、すべて一律なわけではありません。

地価だけでなく建物を含めた不動産価格推移

不動産価格を判断する場合、一般的には地価を参考にします。建物は築年数の経過とともに価値が下がるものの、土地は景気や需要などさまざまな条件で価値が上がることもあります。つまり地価を見れば、エリアの価値を知ることができるのです。東京全体では戸建てよりもマンション価格が上昇傾向にあり、中古の戸建てと中古マンションの価格差が小さくなっています。

戸建てで比較したとき、文京区は23区内でも上位にランクインし、気軽に不動産を購入できるエリアではありません。これは公示地価のランクと相関性があります。取引価格と同様に公示地価の推移に注目することで、エリアごとの建物の価格が推察できるのです。

ただし建物の場合は、築年数や間取りや構造などによって価格は変わりますから、土地建物全体の価格を文京区より地価が低い地域の物件と単純に比較するのは誤りの元でしょう。現在知りたい情報は、何に対する価格なのか慎重に見極めた上で比較検討することが大切です。

 

文京区の不動産価格は、東京23区はもちろん、全国的に見ても上位にランクインします。大学や公共施設さらには鉄道を含めた交通の利便性からみて、これからも成長が見込めるエリアです。不動産価格は、過去を含めた推移を参考に、将来を見据えて確認しましょう。

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