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分譲賃貸マンションとはどんな家?メリット・デメリットや探し方を解説

公開日:2022/09/15  最終更新日:2022/08/30


分譲マンションでもなく賃貸マンションでもない、分譲賃貸マンションについてご存じでしょうか。通常は分譲か賃貸かのどちらかですが、2つが合わさったマンションとは一体どのようなものでしょう。本記事では、分譲賃貸マンションのメリット・デメリットに加えて、探し方も解説します。分譲賃貸マンションが気になった方はぜひご一読ください。

分譲賃貸マンションとは

分譲賃貸マンションとは、分譲マンションとして物件を購入したオーナーが賃貸マンションとして貸し出している場合をいいます。不動産投資目的で購入したオーナーが貸し出す場合や、オーナーの転勤などの事情により一時的に貸し出す場合があります。分譲マンションの買い手がつかず、デベロッパーが賃貸に回す場合もあるようです。

分譲賃貸マンションのメリット・デメリット

分譲賃貸マンションのメリットとデメリットについて確認しましょう。

分譲賃貸マンションのメリット

メリットとしては2点挙げられます。

1点目は、多くの場合で賃貸マンションよりも設備や構造の品質が高くなっていることです。その理由は、分譲マンションは自ら住む方をターゲットとして販売されていることから、長期にわたって快適に住めるように作られているためです。同じエリアの分譲賃貸マンションと賃貸マンションを比較した場合、より満足度の高い物件であることが多いでしょう。

2点目は、管理人が常駐している物件が多いことです。管理人が常駐しているとセキュリティ面での信頼性が高くなります。また、玄関ホールなどの共用部分が日々清掃されるため、綺麗に保たれた環境で気持ちよく過ごせるでしょう。

分譲賃貸マンションのデメリット

デメリットとしては3点挙げられます。

1点目は家賃が高いことです。マンションの設備などが高品質であることから、オーナーが負担するマンションの修繕積立金や管理費も高くなります。賃貸物件の維持コストが高くなると、必然的に家賃も高くなります。

2点目は、期間限定でしか借りられない場合があることです。これは、マンションのオーナーが転勤中のみ貸し出す場合などが該当します。マンションの賃貸契約には普通借家契約と定期借家契約があり、定期借家契約は契約期間が満了すると契約は終了します。再契約できれば引き続き住めますが、再契約できない場合は退去しなければなりません。

3点目は、しっかりした仲介業者が間に入らない場合は家主とトラブルになる可能性があることです。普通に暮らしているときには問題はなくとも、設備が故障するなどのトラブルが発生すると修理の時期や費用負担などの問題が起こることがあります。ただでさえ困った状況がより大変になりかねないため、仲介業者は確認しておくと安心です。

分譲賃貸マンションの探し方

分譲賃貸マンションは、オーナーが仲介業者に依頼するのが一般的です。物件はポータルサイトだけでなく各不動産会社のWebサイトにも掲載されています。分譲賃貸マンションをキーワードにして物件を検索してみましょう。気になる物件を見つけたら、次の2点にはとくに注意してください。

マンションの規約

分譲マンションには、マンションの管理組合に関することや専有部分・共用部分の用法や禁止事項などが規約として定められています。たとえば、事務所としての利用が禁止されていれば事務所としては借りられません。規約の内容はマンションによってさまざまなので、契約前に目を通しておきましょう。

オーナーが提示している条件

分譲賃貸マンションにはオーナー独自の条件が設けられている場合があります。たとえば、マンション自体はペット可であっても、オーナーの意向によりペット不可になっている場合などです。ほかにも、デメリットで紹介したような一時的な賃貸の場合もあるため、長期で住むつもりであれば契約の更新や再契約ができるか事前に確認しましょう。

まとめ

分譲賃貸マンションのメリット・デメリットおよび探し方についての解説でした。賃貸マンションの中でも、品質や環境のよい物件が多いのが分譲賃貸マンションだと理解してもらえれば間違いはありません。賃貸での引っ越し先を検討中でよりよい住まいをお求めの方は、分譲賃貸マンションも候補の1つとしてみてはいかがでしょうか。

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