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サンルームのある一戸建ては便利?サンルーム付きのメリット・デメリット

公開日:2023/05/15  最終更新日:2023/04/24


ぽかぽかと日の当たるサンルームは、温室のようで憧れている方も多いのではないでしょうか。しかし、実際には「便利だけど夏は地獄のように熱くなる」と失敗して後悔した声もあります。では、具体的にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。サンルームをつける際のリフォーム・増築の費用相場も同時に解説します。

サンルームのメリットとは

サンルームを後付けする場合、1階や2階のベランダなどの大きな窓の外側に着けるケースが多いです。そうすると部屋から直接出入りでき、外に出ることなく移動できます。

活用の幅が広い

サンルームにダイニングセットを置けばカフェのように、室内干しスペースにすれば外気に触れず洗濯物を干せます。花粉や黄砂が増える季節にも干せるため、外気の汚れが気になる人でも安心です。雨でも洗濯物を干せるため、室内干しでは部屋を狭く感じる人にはぴったりでしょう。

また、冬には外気をシャットアウトしつつ温かい日差しが降り注ぐため、キャットタワーを置いて猫が自由に行き来できる専用スペースにしている人もいるようです。

サンルームは室温調整が難しい?

サンルームのデメリットとして挙げられるのが、温度調整です。夏は暑く、冬は寒くなります。また、全面ガラス張りタイプのサンルームであれば、メンテナンスがしにくいとの意見もあります。

夏は暑く冬は寒い

屋根もガラスにしていれば夏の日差しがダイレクトに届くため、非常に高温になります。カーテンを設置すればいくらかマシになりますが、屋根をガラス以外の素材にして熱を遮るようにしなければ、夏はとても暑くなってしまいます。

また、冬は寒くなります。全面ガラス張りでなく、断熱材を使用していれば外気の影響は少なくなりますが、ガラス張りにしているとそうではありません。晴れの日の日中は温かいかもしれませんが、夜は寒くなってしまいます。

メンテナンスがしにくい

年末の大掃除の際、家じゅうの窓を掃除して「なんだか難しいな」と思ったことはありませんか?これはサンルームにも言えることで、全面ガラス張りにしていればその分お手入れがしにくくなります。

また、ガラスは透明のため汚れが目立ちやすいです。黄砂の時期には砂で汚れ、雪が降れば溶けた後が少し黒っぽく汚れます。車のワイパーのように自動できれいにできればよいのですが、サンルームはそうはいきません。手が届く範囲までは手作業で拭き、天井などはホースや高圧洗浄機で洗い流す必要があります。

サンルームをつけるといくらかかる?リフォーム・増築の場合の費用相場

サンルームを後付けする場合、気になるのがリフォームや増築にかかる費用です。本体価格だけでなく工事費用も必要なため、総額でいくらになるか気になる人もいるでしょう。

サンルームの工事費用の相場

サイズにより異なるものの、工事費用の相場は本体価格の80%程度といわれています。合計で考えると本体価格×1.8の費用がかかることになり、費用は決して安いとはいえません。ネットで調べると工事付きで安いものは17万円程度、高いものは100万円を超えます。ベランダに設置するか庭に設置するかで価格は変わりますが、それなりにまとまった金額が必要です。サンルームを後付けしたい場合は、費用も含めてよく考えて決定しましょう。

まとめ

サンルームのメリット・デメリットとリフォーム・増築の際の費用相場を解説しました。安いもので本体価格が十数万円から20万円ほどとなるため、安いと感じて設置したいと思う人もいるかもしれません。しかし工事費用が必要なほか、デメリットとして「温度調整がしにくい」「メンテナンスがしにくい」などがあります。「せっかく設置したのにあまり活用できていない」と後悔しないよう、用途やメリット・デメリットをしっかりと考慮したうえで決定しましょう。

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