文京区におしゃれな不動産物件はある？

文京区といえば大学や古くからの住宅が並ぶエリアで、23区のなかでも昔からある街というイメージがありますね。地域に根づいた商店街や老舗もあり閑静な住宅街として憧れの場所で、地域の住民に向けられた図書館や公園なども充実していてとても暮らしやすい街として知られています。そんな一度は住んでみたい文京区のおしゃれな不動産物件をご紹介します。

充実した不動産部件数でバリエーションが豊富

文京区の特徴はなんといっても賃貸物件数の多さです。周囲に有名大学が集まるこのエリアは、単身世代や学生さんに向けた賃貸物件が数多くあり、昔から23区の中でも持ち家より賃貸物件が多いことで知られています。また大学関連の知識人が集まるエリアということから、外観や中庭にもこだわりのあるおしゃれな物件が数多く出ています。

部屋のサイズのバリエーションも豊富で、閑静な住宅街にしては学生さん向けの価格帯で出ている物件が揃っているのも特徴です。

他の場所では外観にこだわると納得のいく間取りが少なく、間取りにこだわると外観や内装は二の次に選ばないと希望の部屋が見つからないことも多いですが、文京区ではこのような立地の特性から豊富な賃貸物件が揃っていて、おしゃれな不動産物件を見つけ出すことができます。不動産物件以外にも歴史的な建造物や文化財建造物が多く揃っている環境で、豊かな建造物が揃っているのは文京区全体の特徴でもあります。

リノベーション済みのレトロなおしゃれ物件が多い

文京区は古くから東京都の住宅街として栄えた街で、旧帝大でもあった東京大学を中心として戦前から人々が盛んに暮らしていました。そのために古くからある物件を改築して手頃な価格で売り出している不動産物件も多くあります。こういった物件は、外観がレトロで落ち着いた風情があり、都内ではなかなか見つけられないオリジナルな特徴を持っています。

また改築工事にともなって耐震構造や空調設備や配管は新しくされていることがほとんどなので、安心して入居できます。古いマンションやアパートは、今では使われていない高価なタイル張りの壁面をしていたり、格子や窓枠が独特の形をしていたりします。

バブル以前に作られた建築物はディティールが豪華なので、手頃な価格で好みの物件を見つけやすいのも文京区ならではです。気をつけたいのは一言でリノベ済みと書いてあっても物件によって改装内容はさまざまで、配管だけ古かったり耐震構造はそのままだったりするので、内見時にチェック項目を用意して古びたところがないか事前に確認するとよいでしょう。

緑の多い公園や老舗の喫茶店でおしゃれなライフスタイル

区立だけでも約50箇所の公園を有する文京区は、緑が多いエリアとしても有名です。桜並木や大学の緑豊かな敷地など、5本以上も地下鉄の路線が使えるほどアクセスのよい場所であるのに、家から数分歩くだけで自然と触れ合えることができます。

また古くから喫茶店や菓子店が多いことでも有名で、午前中に売り切れてしまう全国一の有名大福店などもあります。喫茶店の数も豊富で、カフェといえば都心ではチェーン店がメインになりますが、文京区には大学の周辺を中心に個人の喫茶店が数多く並んでいます。

森鴎外や夏目漱石、樋口一葉や石川啄木などの文化人が暮らしたことでしられる文京区には、文化人が交流の場に使ったそんな古い喫茶店が多くあります。東京大学前にある喫茶ルオーはとくに有名で、三島由紀夫や司馬遼太郎らが訪れました。休日に遠出をしなくとも、住まいの近くでおしゃれでリラックスしたライフスタイルを送れるのも文京区ならではの魅力です。

間取りや利便性だけではなく、ライフスタイルがどう充実するかも不動産物件を決める時の大きな決め手となります。古くから住環境が充実していて町並み自体が魅力的な文京区では、衣食住すべてに満足できる物件が見つけられるかもしれません。