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中古住宅の購入時に必要な手付金とは?相場や支払いについて解説!

公開日:2022/12/15  最終更新日:2022/09/26


不動産の購入を検討し始めると、手付金という言葉を耳にするのではないでしょうか。言葉は聞いたことがあるものの、何のためのお金なのか、どのようなタイミングでいくら支払うべきものなのか分からないポイントも多いでしょう。そこで本記事では、中古住宅の購入時に必要な手付金とは何か、相場や支払うタイミングについて解説します。

中古住宅購入時の手付金とは

不動産を購入する際、買主と売主間ではいくつかのタイミングでお金のやり取りを行います。その中でも手付金と呼ばれるお金は、売買契約を結ぶときに買主から売主に支払われ、支払いが完了すれば売買契約が成立します。また、手付金は買主の信頼性を表したり、双方の平等性が保障されたりする要素も含まれているお金です。

なお、手付金は売買契約を保証するためのものですが、契約を解除するときに戻ってくる場合と、戻ってこない場合があります。たとえば、売買契約の条件にローン特約が入っていれば、住宅ローンの審査に落ちて物件を購入ができない場合に返金されます。

さらに、売主側の契約不履行があった場合も手付金は返金されます。一方、手付金が返金されないケースの多くは、買主の意向で売買契約を解除するケースです。また、ローンの審査を行わなかったり、買主に何らかの契約違反があったりした場合も手付金は返金されません。

中古住宅購入時の手付金の相場

手付金について理解できたものの、一体いくら支払わなければならないのか気になるところでしょう。中古の一戸建てを購入する場合の手付金は、購入代金の5~10%が相場となっています。たとえば、3,000万円で売り出されている物件の場合、150~300万円が手付金の相場となります。

ただ、不動産売買において手付金が必ずしも必要というわけではありません。場合によっては手付金が0円の場合もあるのです。手付金の有無や金額については買主が売主に交渉できるケースもあるため、手付金が支払えない場合は相談してみましょう。

というのも、手付金が住宅ローンに組み込めないため、基本的には現金一括で支払う必要があります。そのため、手持ちの現金がなく、支払いが難しい方も少なくありません。その場合、売主に丁寧に説明を行い、物件を購入したいという意思を伝えましょう。そうすれば手付金を減額してもらいやすくなります。

中古住宅の手付金を支払うタイミング

手付金はローンに組み込めないため、自己資金で準備をするのが基本です。そのため、突然まとまったお金が必要になると困る方も多いでしょう。

そこで、手付金の日払いが必要な物件を購入する場合は、支払いのタイミングを確認しておくことが重要です。手付金を支払うタイミングは売買契約を結ぶときなので、そのタイミングまでに用意しておけば問題ありません。手付金の日払い直前になって慌てて準備する、または間に合わないという事態に陥らないよう注意しましょう。

手付金は売買契約を成立させるためのお金ですが、買主の信頼性を表すものでもあります。支払いに遅れると売主は不信に感じる可能性があるため、きちんと準備しておきましょう。なお、手付金は購入代金の一部になるケースが基本ですが、稀に購入代金に含まれないこともあります。どのような扱いの手付金なのかも確認しておくと安心です。

まとめ

不動産の売買契約をするときに支払われる手付金ですが、買主の信頼性や双方の平等性が保たれる側面もあります。ただ、手付金は必ず必要なものではなく、場合によっては手付金が不要な不動産売買もあります。もし手付金の金額が支払えない場合は、売主に交渉してみるとよいでしょう。また、手付金は自己資金で支払うのが一般的であるため、支払い日を事前に確認し、お金を準備しておく必要があります。

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