気になるマンションとアパートの違い!定義や選び方などをご紹介!
家を探すときに、マンションにするか、アパートにするか、そもそもマンションとアパートはどのような違いがあって、どのように選べばいいか、お悩みではないでしょうか。本記事では、マンションとアパートの違いについてご説明します。それぞれの選び方についてもご紹介するので、家探しの参考にしてください。
マンションとアパートの違い
マンションとアパート、なんとなく違いはわかるけど詳しい違いはわからない、という方が多いのではないでしょうか。ここでは、マンションとアパートの違いをご紹介します。
法律で定められた違いはない
辞書では、マンションが「中高層の集合住宅」と定義されているのに対して、アパートは、「1棟の建物をいくつかの独立した居住に仕切ったもの」とされています。しかし実は、マンションとアパートは、そもそも法律で定められた明確な違いがないのが実情です。
不動産業者によって取り扱いを決めている
多くの不動産業者では、アパートを木造や軽量鉄骨の集合住宅をアパート、鉄骨造や鉄筋コンクリートの集合住宅をマンションと呼ぶことが多いです。しかし、不動産業者によっては、同じ建物をマンションと記載している業者と、アパートと記載している業者がある場合もあるため、選ぶ際には注意が必要です。
マンションの選び方
ここではマンションを鉄骨造や鉄筋コンクリートの集合住宅と定義して、選び方をご紹介します。
立地や周辺環境をチェック
ご自分の生活スタイルを考えて、立地や周辺環境を決めましょう。駅からの距離や利便性、商業施設までの距離など、生活をイメージして決めるのがポイントです。人通りや車通り、街灯の数など、いちど周辺を歩いてチェックしてみるとよいでしょう。
間取りや設備をチェック
マンションには、さまざまな間取りが存在します。1人暮らしであれば、1LDK、1DK、1Rなどの選択肢がありますが、間取りによって使い勝手や、家賃設定も変わってきます。広い部屋でゆったりと過ごしたいのか、しっかりと分かれている部屋で過ごしたいかなどイメージをつけておくことが大切です。
設備についても、物件によってガスコンロが付随していなかったり、すでにエアコンがついていたりする物件などさまざまです。必要な設備が付随しているかをチェックしておくことで、入居後の無駄な出費を抑えることができます。
アパートの選び方
アパートは、マンションに比べると安価で賃貸物件を探せるため、広いお部屋に住みたい方にはおすすめです。ここでは、アパートを木造や軽量鉄骨の集合住宅と定義し、立地や間取りなどに加えて、アパートならではの選び方をご紹介します。
セキュリティー面をチェック
アパートは、マンションに比べてオートロック機能などのセキュリティー機能が低い物件が多いです。特に1階へ入居は、下階への足音を気にしなくていい反面、洗濯物が外から見えやすかったり、ベランダからの侵入がしやすかったりと防犯面で心配な点も挙げられます。防犯面が心配な方は、2階以上の入居を検討するか、防犯設備やセキュリティー面に力を入れているアパートを選ぶとよいでしょう。
災害リスクもチェック
木造建築であるアパートは、鉄骨に比べると災害リスクに弱いため、大雨のときに浸水しない場所か、ハザードマップなどで確認しておきましょう。2000年の6月に建築基準法の一部が改正され、木造建築では地盤調査や金物仕様が事実上の義務化し、体力壁の配置のバランス規定が定められました。地震の多い地域では特に、2000年以降の築年数が浅い物件を選ぶと安心です。
まとめ
マンションとアパートの違いや、それぞれの選び方についてご紹介しました。マンションは、鉄骨造や鉄筋コンクリートの集合住宅と、アパートは木造の集合住宅と定義されることが多いです。マンションでは、比較的セキュリティー面や機能面で優れている点が多い一方、家賃も高値となるため、ご自分の生活スタイルに合った集合住宅を選びましょう。立地や間取り、日当たりなど自分の譲れないポイントを確認するためにいちど内見へ行ってみてから決めるのがおすすめです。