文京区で不動産取引をするならこの会社!比較ランキング形式で紹介します

中古マンションの寿命はどれくらい?耐久性をチェックする方法を知ろう!

公開日:2021/09/01  最終更新日:2021/09/07


マンション購入を検討するとき、立地条件や間取り、価格などさまざまな条件を重視する人も多いでしょう。そんな数ある条件の中で、今回紹介するのは中古マンションの「耐用年数」です。人間でいえば寿命ともいえる耐用年数は、マンションを購入するとき重要です。今回は耐用年数を自身で確認する方法や耐用年数に影響を与えることを解説します。

中古マンションの寿命はどれくらい?

まずは、一番気になる中古マンションの寿命…当然、木造なのか鉄筋なのかなど、建物の構造により異なりますが、マンションの耐用年数は43年ほどです。「えっ、たった43年しか住めないの…」と驚かれた方も多いと思いますが、そうではありません。耐用年数が来たら、建物を取り壊さなければならない、もう住むことができないと思っている人がいますが、耐用年数は、減価償却の計算を行うために法律で規定された年数のことです。

そのため、耐用年数を過ぎたからといって住んではいけない、住めなくなってしまうという訳ではなく、税金などを計算する上での目安となる年数と思ってください。そうなると実際に住める期間(=寿命)はどのくらいかというと、これも建物の構造やメンテナンス状況、地震などの災害にあっていないかなどにより異なりますが、平均で68年ほどといわれています。ただ建物の寿命も人間と同じように、かなりばらつきがあるので、この数字も一つの目安として考えてください。

中古マンションの耐久性に影響を与えるものとは?

建物も人間の身体と同様、不摂生な生活を続けていると、抵抗力がなくなり、蓄積されたダメージにより病気になってしまいます。人間でいえば、脂っこいものばかりの食生活や、運動不足などが病気の原因といわれていますが、マンションの場合は、何が耐久性に影響を与えるのでしょうか?

最も影響を与えるのは、「建物のメンテナンス」を適切に行っているか否かです。建物のメンテナンスは、建物が建てられた時から、管理組合が管理のもと長期的な修繕計画が立てられており、住民からはその修繕に掛かる費用として、修繕積立金が集められていることがほとんどです。現在は約9割の管理組合が修繕計画を立てていますが、それがないところは要注意です。

また、立地条件もマンションの耐久性に影響を与える大きな要因です。周囲に大きな建物が多く陽が当たらなければカビが発生してしまううえ、海が近いと潮風により塩害が起こります。マンションを選ぶ際は、費用や間取りだけではなく、このようなことに注意して、検討する必要があります。

中古マンションの耐久性をチェックする方法

ここまでで、マンションの寿命や耐久性に影響を与えるものは、わかったのではないでしょうか。このような予備知識を踏まえ、ここでは購入前にご自身で中古マンションの耐久性をチェックする方法を紹介します。

まず一番簡単で確実な方法として「耐震等級のチェック」です。等級は1~3で評価されており、等級1が最低限の基準、等級3が震度6~7の地震でも、軽い補修程度で住み続けることができるという評価になります。近年の新築マンションは、等級3が多くなっていますが、中古マンションの場合は必ずチェックしてもらった方がよいでしょう。

次に「修繕履歴と修繕計画のチェック」です。現在までにどのような修繕を行ったのか?そして、今後の修繕スケジュールはきちっと立てられているのか?は長く住み続けるにあたり重要なポイントです。この修繕履歴と修繕計画を確認することで、管理組合がしっかりと機能しているのかという点も確認できます。

まとめ

今回は、中古マンションの寿命や耐久性のチェック方法について紹介しました。近年の新築マンションであれば、大半が耐震等級が等級3であり、劣化しにくい素材で建てられているもの多いのですが、中古マンションの場合、建てられた年数によっては現在の基準にそぐわないものも多数存在します。家は決して安い買い物ではないので、しっかりとチェックするポイントを押さえ、後悔のない選択をしましょう!

サイト内検索
エリア別!おすすめ不動産会社紹介