文京区は住みやすい？治安や利便性について解説

東京都文京区は、昔ながらの下町情緒が残り、緑も多くある落ち着いた雰囲気のエリアです。文京区の治安や利便性は東京23区内でもトップレベルで、教育施設や子育て施設も多く揃っているため居住するには抜群の環境です。そこで今回は、文京区の治安や利便性の良さや、文京区で物件を探す際のポイントなどを解説します。

住みよさランキング2023で関東2位に選出

文京区は住みよさランキング2023で、武蔵野市に次ぐ関東2位に選出されました。関東2位に選出された要因として挙げられるのは、治安や利便性がいいことです。

文京区の治安の良さは、落とした財布が自宅のポストに入っていたというエピソードがあるほどです。

また、文京区には緑が多くあり、武家屋敷内の庭園が「小石川後楽園」や「六義園」などの名称になり現在も残っています。

四季を楽しめる「文京花の五大まつり」も毎年開催されていて、春の桜、初夏のつつじ、梅雨のあじさい、秋の菊、冬の梅が見られます。

文京区の住むメリット！治安や利便性がいい

文京区に住むメリットにはどのようなことがあるのでしょうか。ここでは、文京区に住むメリットを解説します。

治安がいいため安心

文京区は、東京23区の中で最も犯罪発生率が低いエリアです。そのため、初めて一人暮らしをする場合でも安心して住むことができます。文京区では、東京大学周辺やお茶の水女子大学周辺を「文教地区」に定めているため、大きな繁華街がありません。

文教地区とは、学校や図書館などの教育施設の環境を保護するために、パチンコ屋や風俗店の建築に制限をかけたエリアのことです。そのため、繁華街が作りにくい環境になり治安の良さにつながっています。

利便性がいいため通勤・通学に便利

文京区のほとんどは山手線の内側に収まっているため、都内のどこへ行くにも抜群に利便性が高いです。銀座駅や大手町駅のビジネスエリアだけでなく、新宿駅や池袋駅、秋葉原駅などにも電車で30分以内に到着します。

上野駅や東京駅にも近いため、新幹線での旅行や遠方への帰省にも便利なエリアです。利便性の高さを実現している要因は、地下鉄が8路線、駅にして15駅あるため、文京区のほとんどの物件に最寄り駅が複数存在しているからです。

文京区で物件を探す際のポイント

文京区で物件を探す際は、どのようなことに注意して探すとよいのでしょうか。ここでは、文京区で物件を探す際のポイントを解説します。

先行申込と先行契約

文京区での部屋探しはスピード勝負です。繁忙期の2～3月はあっという間に空室がなくなります。そのため、文京区でいい物件を押さえるためには「先行申込」と「先行契約」を利用することです。

先行申込とは、居住中や建築中などでまだ内見できない物件に、内見する前に入居申込をすることです。内見後すぐに契約が可能で、キャンセルもできます。

その一方で先行契約とは、まだ内見できない物件を内見せずに契約することです。先行申込よりもさらに素早く契約できますが、キャンセルできないので注意しましょう。

不動産会社を利用する

2～3月の繁忙期では、文京区の物件は1時間単位で決まっていきます。そのため、インターネットの情報は最新の情報ではない可能性が高いです。しかし、不動産会社はまだサイトに掲載されていない最新の情報を扱っています。

なので、不動産会社選びが物件を契約する上で重要となるでしょう。不動産会社を選ぶ際は、インターネットの口コミを参考にしたり、融通が利きやすい営業時間の長い不動産会社を選んだりすることがおすすめです。

まとめ

文京区は住みよさランキング2023で、関東2位に選出されるほど住みやすいエリアです。2位に選出された要因は、治安と利便性がいいことが挙げられます。文京区は、東京都23区の中で最も犯罪発生率が低いエリアです。また、文京区のほとんどは、山手線の内側に収まっているため、都内のどこへ行くにも高い利便性があります。文京区で物件を探す際のポイントは、先行申込と先行契約をうまく活用することや、不動産会社を利用することです。