不動産の保証会社の審査内容とは?
不動産を賃貸する際には保証会社の審査を通過しないといけないことがあります。
審査を通過出来ないと入居がかなわないこともありますから、物件を探す際にはこの審査についても詳しくなっておきたいところでしょう。
実際には審査ではどういったことが判断されるのでしょうか。
また、審査突破のコツはあるのでしょうか。
ここではそんなポイントについて紹介します。
保証会社の審査について知る!
物件を下見していざ契約となった際に審査についての話を聞かされることもあるでしょう。
これは保証会社があなたの信頼度について審査するものです。
賃貸も一つの契約ですから、お互いの信頼関係がないとままならないもの。
こうした信頼関係を構築するのに保証会社の審査は役立っているのです。
○審査
審査は早ければ数日遅くても1周間以内に終わることがほとんどです。
審査内容は多岐にわたりますが、入居者の仕事・収入状況は必ず調べられます。
仕事先に連絡がいきますのでこの点は覚悟しておきましょう。
他に、
・過去に入居した物件で延滞がなかったか
・トラブルを起こしていなかったか
といったこともチェックされます。
とはいえ、審査は基本的にはそこまで難しくありません。
仕事を持っているようであれば高額賃貸物件を借りないかぎり審査には大抵は受かります。
○クレジットカード会社が保証会社
また、保証会社がクレジットカード会社のこともあります。
この際にはクレジットカードに同時に加入しないといけないこともあるだけでなく、支払いもクレジットカードで行っていくといったこともあります。
この際、過去にクレジットカードなどを延滞したことがあるなどして信用情報機関に登録されているとクレジットカードに加入できず、結果として入居審査にも受からないこともあります。
このため、クレジットカード会社が保証会社の場合にはそのクレジットカード会社が利用している信用情報機関についても知っておくことが肝心です。
○審査がない物件もある
ちなみにこうした審査は一切ないような物件もあります。
例えば、物件担当者に入居してもらって良いのかどうかの判断が任されているケースです。
こうした場合には物件担当者が”審査”を行うものと考えてよいでしょう。
実際に賃貸してもらえるかどうかは物件担当者との交渉にも関わってくるものですから物件担当者ともなるべく良好な関係を築いておきたいところでしょう。
保証会社の働きとは?その仕組みについて
保証会社の役割についても知っておきましょう。
基本的に保証会社は入居者が延滞をした際などに代わりに賃貸料を保証して支払う義務があります。
だからこそ保証会社と呼ばれるのです。
もしも延滞をして退去しなくてはいけなくなった場合、退去後にはこの保証会社に延滞した賃貸料を支払っていくことになります。
もしも保証会社に肩代わりしてもらった賃貸料が払えない場合には訴訟を起こされてしまうこともありますから気をつけておきたいところでしょう。
何より、一度延滞をして保証会社に肩代わりしてもらうと次から賃貸物件を探す際に新しく保証会社の審査にも受かりにくくなってしまいます。
保証会社を利用していない物件は数あるとはいえ、賃貸時の選択肢が狭まってしまうのは難点かもしれません。
こうした保証会社は賃貸する側にとってもメリットが有ります。
保証会社に審査してもらえば不動産屋から色々と仕事などについて聞かれるなんてこともなくなります。
それだけ手っ取り早く信頼してもらえるという利点があるのです。
また、一度保証が降りれば同じ保証会社を利用している物件であれば自由に契約できるなんていう不動産もあります。
このように保証会社の働きを知っておくことは賃貸物件を探す際には欠かせないことであることは理解しておきましょう。