文京区の不動産業者で無料査定を依頼するメリット
個人の不動産の売却を考えている時、
無料査定サービスを受けることをおすすめします。
無料査定は、その名前の通り無料で不動産を査定してもらえるサービスです。
無料査定を依頼するメリットと、デメリットをご紹介します。
また、デメリットを回避する方法も紹介しますので、参考にしてください。
有料査定と無料査定
不動産の査定とは、不動産の価値を値段で示すことです。
この土地、この建物は~千万円、といったように値段がつけられます。
ところで、不動産の査定には有料査定と無料査定があります。
なぜ、同じ査定なのにお金がかからなかったり、かかったりするのでしょうか。
◆不動産の有料査定とは
不動産鑑定士という不動産の専門家が行います。
不動産鑑定士の査定は有料です。
不動産鑑定士は、不動産鑑定評価基準に従って不動産鑑定を行います。
不動産鑑定の簡略なバージョンが不動産査定です。
不動産鑑定士による不動産の鑑定は売却する時の価格の目安を知るためではなく、裁判の証拠として残されるものです。
会社同士での取引、遺産の相続や不動産に関する裁判に使う証拠として利用されます。
つまり、個人が通常の住宅などの不動産を売る時には有料査定にお世話になることは少ないでしょう。
それでは、無料査定は何の意味があって、どういった目的でするのでしょうか。
無料査定の意味合い
無料査定のチラシや広告などで、家の売却を検討中の人向けに無料で査定します!などと書いてあることがあります。
無料査定は、家を売りたい人が、どのくらいの価格で売れるのかという目安を知るための査定です。
無料査定は、不動産会社が行い、過去の動向からどのくらいの値段で売れるのかという予想のことを指しています。
裁判に使うための不動産鑑定ではないのです。
無料査定をする目的
なぜ不動産会社は無料で査定をしてくれるのでしょうか。
実は、うちに依頼するとこのくらいの値段で売れますよという広告の意味合いが強いです。
もちろん、過去のデータから数値を出しているのですが、いくらくらいで売れるかという目線のため、査定金額は実際の値段よりも高くなることがあります。
あくまでも目安なので無料査定金額よりも安い値段での売却になることはあり得ます。
無料査定の種類
無料査定には、簡易査定と訪問査定があります。
★簡易査定
不動産の所在地や種類、広さといったデータから大まかな査定金額を出してもらうことです。
あくまでも概算なので、物件の状態によっては売却価格との差が開くことがあります。
簡易査定は机上査定とも呼ばれることがあります。
訪問して現実の物件を見ているわけではないので、計算される金額はあくまでも参考値になります。
簡易査定でも、現実的な価格を得るためには情報をできるだけ詳しく伝えることです。
番地の枝番、マンションの部屋番号といったところまで伝えると、簡易であってもぐっと詳細な査定ができます。
★訪問査定
現実的な査定価格を出すことができます。
訪問してもらわないといけないので、時間や手間がかかりますが、いつ売ったら高く売れるか、どんなことを準備したらいいかなどといったことの相談もできます。
また、近隣のトラブルや物件の壊れているところ、調子が悪いところがあれば伝えてください。
後々のトラブルを避けるためと、より現実的な査定価格を得るためです。
無料査定のメリット
無料査定のメリットは、どれくらいの値段で物件が売れるのかという傾向を掴むことができるという点です。
ただし、悪徳不動産業者の中には高額な無料査定をしておきながら、じりじりと価格を下げて仲介手数料を稼ごうとしているところもあるようなので、あまりにも高額な査定金額は鵜呑みにせず警戒したほうがいいでしょう。