悪徳不動産業者を見極めて優良な業者に依頼するポイント
世の中には悪徳業者が多々ありますが、できるだけ関わりたくないものです。
誰もが関わる可能性があると言えば、悪徳不動産業者です。
皆さん、誰もが家に住んでいますので、不動産は誰もが関係する可能性のある分野です。
だからこそ、悪徳不動産業者を見分ける必要があります。
今回は、悪徳不動産業者の見分け方と、優良な業者の特徴をご紹介します。
悪徳不動産業者とは
その名の通り、悪徳不動産業者です。
法令違反をしていたり、詐欺などの犯罪行為を働くなど、とんでもない業者たちです。
中には、不動産業者ではないのに不動産業者を偽っている場合もあります。
ネットで不動産を検索できるようになり、大変便利な時代ではあるのですが、怪しい情報にもひっかかりやすいことは否定できません。
土地勘のない地域の不動産業者に連絡してみたら、どうやら悪徳不動産業者のようだということもあり得ます。
ずっと営業していた不動産業者と思い込んでいたが、トラブルに気が付いた頃には廃業していて連絡が取れなくなっていた、しかも各地でそのようなことを繰り返していたらしい、というケースもあります。
とにかくたちが悪いのです。
不動産業者は免許制だが…
不動産業者は免許制です。
宅地建物取引主任者(宅建士)を持っている人を配置しなければなりませんし、都道府県知事、複数の都道府県で営業するには国土交通大臣の免許が必要です。
確かにそうなのですが、実際には宅建士ではないスタッフに説明をさせている会社もあるようです。
資格はあるものの、虚偽の説明をしているケースもあります。
最終的なところでは、不正のありそうな業者かどうかは自分の目で確かめるしかないのです。
どういった業者が怪しいか具体的なポイントを以下にご紹介します。
怪しい業者の特徴
◆ゼロゼロ物件など妙に安い価格
広告などで、妙に安い物件がありますよね。
特に賃貸であればゼロゼロ物件という敷金も礼金もかからない物件があります。
お買い得感がありますが、本当にそうなのでしょうか。
退去時のお金が高いなど、結局のところ別のところでお金がかかるようになっていて、大して安くなかったという話は聞かれます。
また、妙に安い物件は実在しない物件であり、広告をみて来店した人に別の物件を強引に案内するという営業手法を取っている業者もあります。
これはおとり広告と言われる手法です。
極端に安い物件には注意してください。
◆なぜかコンサルティング費用を請求
契約時に、仲介費用が計算されているのは普通ですが、なぜかコンサルティング費用が計算されていることがあります。
上限額以上の仲介費用を取るためにこのようなことをしているそうです。
コンサルティング費用について話が出たら怪しいです。
◆他の不動産屋の悪口が多い
他の不動産業者への悪口が多い業者は、不誠実です。
自社の良さをアピールするならいいのですが、他を貶めることで営業しています。
悪徳というより人間性の問題かもしれません。
◆行政処分をされているかどうか検索
信頼できる業者かどうか見分けるには不十分ですが、過去に行政処分をされていないかどうかは最低限検索してください。
優良な不動産業者とは
優良な不動産業者は、長く地元で営業してきた不動産業者、口コミが良いという特徴があります。
また物件の情報はうのみにせず、周辺の住民やお店の方にきいてみるといいですよ。
説明が大きく違うと怪しいですが、違わないとホッとしますね。
宅建士の資格がある人が、きちんと説明をしてくれる業者は安心です。
さらに、契約を急かさない業者であればなお安心できます。
急かされると正しい判断ができないものです。
まとめ
今回は、悪徳不動産業者と優良業者のポイントをご紹介しました。
これから契約する方は参考にしてくださいね。